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「STOP!温暖化 おおいたキャンペーン」でラジオ出演

石橋の里で燃える ネスターマーティン H33

石橋の里で燃える ネスターマーティン H33

地元放送局の老舗、OBS大分放送さんのラジオで午後の情報番組「ごごらくワイド」に呼んでいただき、タイトルのテーマにて薪ストーブのお話をしてまいりました。

本番数分前に「ヤアヤア初めまして・・・」とご挨拶し、直前の音楽がかかっている間にブースに入りいきなり本番!
同局のトップアナウンサー氏と美人アシスタントのおねーさんに囲まれて、自分でも「コイツ緊張してるな」と思うほど緊張しました。
事前にヤリトリしていたQ&Aに沿っての質問形式で、薪ストーブの素晴らしさ、カーボンニュートラルのこと、薪刈りが人の手が入らなくなった里山の荒廃問題解決の一助になることなんかをお話させていただきました。

普段ショールームでお客様にお話するのとほとんど同じ内容を話すだけなのに、「ON AIR」の赤いランプが点いたブースの中では完全なアウェー状態、滑らかには言葉が出ずにシドロモドロ、言葉に詰まって絶句状態も・・・10分近いオンエア時間でしたが、まさにアッという間の出来事でした。

幸いなのはラジオを録音する術が無く、ド緊張の自分の喋りを聞かずに済むことでしょうか。
ラジオから最新ヒット曲をカセットテープに録音していた・・・「エアチェック」とかいって、それなりにカッコよかった・・・昔と違い、今の我が家にはカセットテープはおろかラジカセもありません。そのうちCDも過去の遺物となるのでしょうか。

ただ、「ラジオを聴いて来ました」という方にたくさんご来店いただいていますので、「恥ずかしい想いもしてみるもんやなぁ・・・」と感じています。これからもマスコミ関連様からお声が掛かれば、ホイホイ出させていただこうと思っていますので、そん時は是非視聴してくださいませ。

お知らせです。 16日水曜日、17日木曜日は臨時休業とさせていだだきます。よろしくお願いいたします。

エコファン 廻ってます

nikki110209久しぶりの寒い冬で、薪ストーブも大活躍ですが、その熱エネルギーの更なる有効活用法を一つ。

左の写真のプロペラの付いたオブジェ・・・エコファンといいます。
薪ストーブに火を入れ、だんだんと天板温度が上がってきて、エコファンのベース部分の温度と、てっぺんのフィン(ヒートシンク)の温度差が10度から15度ぐらい、モーターの上に挟まれた半導体の上下部分が5度ぐらいになると、ゆっくりゆっくり廻りはじめます。

薪ストーブトップの温度が200度を越しても、フィンの温度はそれ程上がりません・・・放熱が良く安定している・・・から、天板が熱くなりその差が大きくなるほどプロペラは勢いよく「ブンブン」廻ります。
なので、わざわざ薪ストーブに付けたサーモメータを見に行かなくても、遠目からプロペラのスピードを見て大体の温度を判断することも出来ます。

小さなプロペラですが、薪ストーブを焚いている間は電源要らずでずっと廻り続けますから、少しずつではあってもお部屋の空気を対流させ、室内の温度ムラを少なくすることは間違いないでしょう。
メーカー発表のサーモグラフィ図では、「えっ! うそっ! ほんとー? 信じられなーい」というほど効果があるようです。まあ、人の出入りが多くて冷たい空気の流入が多いショールームでは、それを体感することは難しいですけどね。

以前は平行輸入だったり小規模の取り扱いで薪ストーブ店に流れて来なかったりでしたが、メジャーなファイヤーサイド社が取り扱うようになって、安定して入手出来る様になりました・・・のはずですが、「エコファン エアーマックス」は初回入荷分は既に売り切れ、今週入荷とのこと。ちょっと前なのに懐かしい、ナイキシューズの「エアマックス」現象みたいにこちらの「マックス」も売れまくるのでしょうか。

ショールームの薪ストーブの上で廻っていますし、あと少し在庫もありますので、どうぞ見に来てくださいね。


・エコファン             (羽の直径 205ミリ)     ¥16,800 (消費税込み)

・エコファン  エアーマックス (羽の直径 235ミリ)     ¥24,150 (消費税込み)

アップルパイ 大成功

nikki110203今回の薪ストーブクッキングは長野県伊那市の薪ストーブ屋「ストーブアート」さんが送ってくれた本場信州のリンゴを使ったメニューです。

まずは大切なパイ生地作りです・・・が、とっても大変なので、今回は市販のパイシートを使いました。
丸く敷いた生地の上に、あらかじめスライスして砂糖で煮詰め、シナモンパウダーをまぶしたリンゴを敷きつめます。
その上にアップルパイのお約束、ラチス状に生地をのせ・・・交互に編む様にね・・・表面に解き卵を塗って、よくプレヒートしたキッチンダッチオーブンに入れ、絶好調に燃えていてエコファンがブンブン廻っているアンコールの天板に。
ダッチオーブンの蓋にも炉内の熾きを数個のせ、時々焼け具合を確認しながら・・・30分ほどで出来上がりました。

パイ生地とリンゴと砂糖とシナモンと卵だけの味ですが、素朴な「お母さんのパイ」味に出来上がりました。
ちょうどご来店いただいた2組のご家族にも食べていただきましたが、お連れの2歳のお子さんも「おいちー」と完食してくれました。天君また来てねー。

今回は、コゲることもなく大成功でしたので、調子に乗って次はABC・・・のアルファベットクッキーに挑戦しましょうか。どうぞお楽しみにー。

おっと、天板上のエコファンについては次回の日記でレポートしまーす。

薪棚探訪 その三十一  大屋根の薪棚

nikki110128新年1回目にご紹介する薪棚は、大工さんによる在来工法の薪棚です。
今では希少となったスレート波板の庇が深くて、少々の強い雨でも薪は濡れそうにありません。
敷地の境界沿いに立てていますから、薪が満タンに入っていればプライバシーも保てますね。

薪棚の大きさは一辺が6メートルと3.6メートルのL字型で、奥行きは40センチの薪がゆっくり2列並びます。L字型ですとそれぞれの辺がお互いに支えあって、とても倒れにくくなるのでお薦めです。
地面からの高さが1.8メートルですが、床面は地面から30センチほど上げられていますから、薪自体の高さは約1.5メートルです。下部が30センチもあれば、地面の湿気が上がってくることも無さそうです。

この薪棚を満タンにすると、左の長辺側が約7立方メートル、正面の短辺側が約4立方メートル、合計が約11立方メートルの容量です。この辺りでは2シーズン分にはちと足りないかもしれません。
将来的には深い庇側にもう一列分増築する予定とか。そうすると、この量の15立方メートル以上の量となりますから、残量を気にする事なく思う存分焚けますね。

質、量とも申し分のない薪棚ですが、あえてケチを付けさせていただくと、木材が生地のままですから、キシラデコール等の防腐剤を塗るとずっと長持ちするでしょう。

今年も薪ストーブユーザー様の薪棚をどんどんご紹介していきますので、これから薪棚を作ろう・・・という方は是非参考になさってくださいね。

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