Home > 九州薪ストーブ日記

煙突改修  屋根の上で鉛板について考える

nikki100728トコナメエプコス社が以前取り扱っていた煙突部材「ヨツール・トップタイプフォー」をご存知でしょうか。
ガッチリとした鋳物製の煙突基部でそれなりによい値段でしたし、他に専用の「円筒」、「鉛板」、「断熱材」、「トップ」と「レジューサー」などが必要でしたから、トータルすると結構な金額となった様です。

10年ほど前に他店にてこの施工なさり、その後縁あってお付き合いさせていただいている方から「煙突掃除をしようと思ったら、トップも円筒もバラバラに崩れてしまった・・・」とご連絡を戴きました。
交換部材を揃えて駆けつけましたが、ステンレス製ではない「円筒」や「トップ」は手で触るだけでバラバラと崩壊する状態でした。

今にも夕立が来そうな雲行きで、あわてて工事に取り掛かったので改修前の写真がありませんが、無事ステンレス製部材に交換が完了しました。

ご予算の都合と「見た目なんか全然気にしません」というオーナー様のご希望で、ご覧のような白黒パンダな煙突となりましたが、新装した部分はステンレスの生地、以前からの部分が黒塗装と、とっても判りやすいっちゃあ判りやすいですね。

瓦との取り合いに使われている「鉛板」は白濁硬化してしまっていて、部分的に薄くなっていたり穴が明いていたりでした。この「鉛板」があと何年この状態を保っているのかは判りませんが、当店では絶対に使用したくない素材であると再認識しました。
この「鉛板」に代わる新しい素材を見つけましたし、それを使った施工例も増えていますので、充分に追試検討してより長寿命で、かつコストを抑えられる煙突施工を追及していきます。

16年前のレゾリュート・アクレイム

nikki1007221大分が誇る観光地、湯布院でもちょっと有名なカフェの主役、レゾリュート・アクレイムのクラシックブラックです。
他業者さんが1994年に設置してから16年の間、煙突掃除は数年ごとにされていたとのことですが、薪ストーブ本体は簡単な掃除のみで一度も点検やメンテナンスをされていないとか・・・。
その内部は、炉内奥の耐火煉瓦(アーチブリック)はとっくの昔に割れてしまって無く、ダンパー部分(アッパーファイヤーバック)は熱で変形してベロンチョとちぎれていますし、二次燃焼室(ファウンテン)は粉々で写真を撮っても何が写っているのか判らない状態、後側のグレートも太鼓橋みたいに湾曲していました。

nikki1007222ということで、当店に入院し内部を全てバラしての大手術となりましたが、あっちのボルトがボキッ!こっちのボルトがバキッ!で、ドリルとタップが大活躍でした。
ただ、素晴らしいのは16年前のものでもちゃんとパーツが供給さることでしょうか。これが自動車や電化製品ならば、「部品は既にありません。供給の義務もありません。新しいのを買った方が安いですよ・・・」となるんでしょうが、当店が責任を持ってご紹介する薪ストーブは、輸入元のアフターフォローがしっかりとしていて長く使いつづけられるものばかりです。このアクレイムもシリアルナンバーから正規輸入品であることが判り、無事パーツの供給も受けられました。

無事完治したアクレイムは外装も真っ黒になり新品と見間違えるほどで、オーナー様は大喜びでした。これからは年に一度の点検清掃を欠かすことなく、更に10年、15年と大切に使い続けてくださいね。

このストーブを設置した業者さんからはメンテナンスなどの指導や告知のアフターフォローは全く無かったのだとか。これから薪ストーブをとお考えの皆さん、薪ストーブ選びも大切ですが、薪ストーブ屋選びはもっと大切ですから、しっかりと比較検討してより良い業者をお選び下さい。当店も皆さんに選ばれる様、日々精進して行きます。
既に薪ストーブオーナーとなった皆さん、年に一度のメンテナンスで具合の悪い部分を早めに発見、早めに対策をして、一度にドカンと大きな出費とならない様にして、大切に長く使い続けてくださいね。
他店設置でアフターサービスが受けられずお困りの方(とっても多い!)、どうぞご相談ください。

ファイヤーサイド社期待の新人 九州初上陸

nikki1007171nikki1007172

今年1月に工事中の新ショールームに来店いただいたバーモントキャスティングス社製品他の輸入元、ファイヤーサイド社のいつもの営業マンさんと、この春入社の新人さん・・・といっても既婚の30歳でフレッシュ感はほぼゼロ・・・が、完成したショールームを見せて、とご来店。

店内外をひと通り見てもらった後、新製品の「ソニン含水率計」で当店の薪の乾燥具合を計測したり、大好評らしい「レーザーマンツール」、改良を重ねた「FS丸トップ」と「ウォールバンドⅡ」、すでに発売中の「カンガルー・ログキャリー」でおなじみコンダー社の「ダッフダックログキャリー・ジュニア」と「同・シニア」、その他いろいろと実物を見せていただきながら、ケンケンガクガク意見交換をさせていただきました。

前日の夕食をご一緒しましたが、海無し県の長野から来られたということで新鮮プリプリの関アジやイカの刺身で乾杯となり、とんこつラーメンと別府冷麺で締めました。私が次回長野に行った際は、駒ヶ根名物ソースかつ丼と伊那名物萬里のローメンをよろしくお願いします。

ショールーム入口ドアの前で記念撮影となりましたが、いつもの営業マンは連日連夜の頑張りで眠いのでしょうか、すっかり目を閉じちゃってますね。
もう一人の新人さんはいつも笑顔で明るくて、まるでトイレの100ワットみたいな方でした。これからどんどん仕事を覚えて、いつか一人で九州ツアーを敢行してくださいね。お待ちしています。

新発売
・ソニン含水率計                             ¥6,930 (税込み)
・ダッフダックログキャリー・ジュニア    ¥5,775 (税込み)
・ダッフダックログキャリー・シニア       ¥8,930 (税込み)

薪棚探訪 その二十五

nikki100710どーです、この長さ! 楽に15メートルはあるでしょうか。そして高さが2メートル近く。奥行きは40センチの薪がゆったりと2列に収まる幅ですから、満タンで24立法メートル! ゆったり積んでいる現状でも15立法メートル以上はあるでしょうか。グレイト! ワンダフル! アメイジング!

凄いのは同じくらいの薪棚が画像の左側にもあって、両方でL字を形成していますが、それが生垣やフェンスの代わりをしていて、お隣に対してプライバシーが確保されている点です。そのもう一方も薪がほぼ満タンでしたから、いったいなんぼほど薪があるんでしょうか。

実は昨年設置させていただき、一年目の薪ストーブと煙突の点検・清掃にお伺いしたお客様の薪棚なんですが、案の定それら内部の煤もグレーっぽくてとても良い状態でした。
なぜ案の定なのかと言うと、薪の準備が豊富だと2年以上乾燥した薪を燃やせる、ケチケチせずにドンドン燃やせる、高温で完全燃焼するのでとっても暖かい、完全燃焼で煤も少なく煙突もきれい、煙突掃除がアッという間に済んで薪を作る時間がたっぷり取れる、すると薪がどんどん貯まる・・・と最高のサイクルにハマっているのでした。

もっと凄いのはこの大量の薪は、ここ1、2年でオーナー様があちらこちらからタダで引き取ってきて、切って、割って、積んだ、ということです。軽トラックを駆ってどこでも出掛けてゆくバイタリティーは、私も大いに見習いたいと思っています。

トドメに凄いのは、このオーナー様は私よりも若く、そして女性だということです。私はジェンダーフリーな人を気取っていますが、そんなことなど軽く吹き飛ばす事実です。「薪割りはつか~れますね~」のお父さんたち、もっと頑張らにゃーいけませんよ。

当店にてこの女性の「爪のアカ」を薪作りの特効薬として発売したいぐらいです。「なかなか原木が手に入らなくて・・・」「仕事が忙しくて・・・」と言い訳がましいお父さん、発売をしばらくお待ちください。

ホーム > 九州薪ストーブ日記

Return to page top