Home > 九州薪ストーブ日記

ネスターマーティン S43 アンティークブラウン入荷

nikki111023以前ご紹介した、バーモントキャスティングス社 アンコールのマジョリカブラウンに続き、S43の新色アンティークブラウンも入荷しています。

この春にネスターマーティン・ジャパン社のショールームで目撃した時の第一印象は、「おおっ チョコレートファウンテンみたいや」・・・チョコレートファウンテンの実物見たことないですけど・・・でしたが、その後の京都でのディーラー会議で再度見た印象は、「陶器みたいで美しいよね」となり、当店ショールームにデンと据えた時の印象は「うーん、アンティークな陶器の置物みたいだし、なんか美味しそう・・・」となりました。

ショールームに入った真正面、一番に視界に飛び込むところに展示していますので、ご来店のお客様は「わぁー素敵な色!」とか、「へぇー、こんな色のストーブがあるのね」となります。
一般的には薪ストーブは黒い物という古典観念があるのでしょうが、当店ショールームに展示しているモデルは、上記の他にバーモントキャスティングスのレッド、ヨツールのブルーブラックエナメル、ダッチウエストのバーモントナイトと、何故かほとんどイロモノばかりです。

「アンティークブラウンは陶器みたい」の由縁である、上薬のかかり具合やそれによるグラデーションはカタログでは絶対に判りません。是非ショールームで実物をご覧ください。ピカピカにしてお待ちしています。

薪棚探訪 その三十八  手動太陽光追尾システム

nikki111015幅は三間で5.4メートル、高さ二間で3.0メートル、奥行きは一間で1.8メートルの一側足場・・・新築現場などにに架けられていますね・・・で組み立てられた薪棚の登場です。

かなり大きな薪棚ですが、一段目の底が地面よりかなり上なので満タンで23立方メートルほどの容量で、実際は風通しを良くするために前後の列は隙間を空けて積みますから、満タンで15立方メートルほどの容量でしょうか。それでも我が家では3シーズン分に近い量です。
上げ底にするのは地面から立ち昇る湿気対策としてとても良いことですね。

そしてこの薪棚の最大の特徴は、その足元にあります。
全ての支柱の下に車輪が付いています。そう、いわゆるローリングタワーになっているのです。ということは、この状態で移動させることが出来るということです。

薪棚の位置が家の裏側だとか、午前と午後で日当たりが変わってしまうだとかでも、季節による太陽の角度や時間による方角まで追尾して・・・まるでひまわりの花の様に・・・移動させることで、より早く、より乾燥した良い薪を作ることが可能です。

ただ、さすがにこのぐらい薪を積んでしまうと重すぎて動かすのは至難の技、いやたぶん無理でしょう。
それに、これほど巨大な薪棚を自由に移動させられるほど広いスペースがあるんなら、初めからベストポジションに組み立てろよ・・・って話ですね。はいはい、ではまた。

BRAVE HV-1500GX 新発売

nikki111009エンジン式薪割り機では当店イチオシのBRAVE社製品に新型が登場しました。

エンジンは当店の22トンタイプ実演機よりハイグレードのGX160 5.5PSが搭載さてされていて、パワーこそ15トンと控えめですが、動作スピードが8秒!とあのウサイン・ボルトよりも早いのです。

作業能率が良く短時間で作業を終了できるということは、ワンシーズン分の薪割りもアッという間に終了するということです。が、ボチボチ楽しんで割るのがお薦めですけど。

早速お買上げいただいた薪ストーブオーナー様のもとへ納品に伺い、取り扱い説明をしながら試し割りです。

薪の備えに熱心なオーナー様で3シーズン分はあろうかという薪と、どうしても割れない股の部分や節の部分、玉切りして永く手を付けずに割れなくなった硬い木、パカッと割れないクスノキの玉切りが大量に転がっていました。
これらを何とか薪にしたくてエンジン薪割り機を購入されましたが、「個人で所有するならVH-1500で十分だね・・・」という感想でした。ありがとうございました。

同じく薪作りに熱心なあなた、お問合せお待ちしています。

薪棚探訪 その三十七 竹を割って

nikki110930のどかな薪棚のある風景ですが、けっして戦前の風景ではありません。

オーナーさんの自宅裏山にイヤというほど生えているのに、薪にも向いていなくて利用価値の少ない竹で棚が作られています。屋根も割った竹で葺いていますし、さらに竹の枝を束ねて・・・竹枝葺き屋根?・・・載せています。

竹や枝で出来た屋根は結構隙間があって防水性が不完全なのか、ご覧のように薪が汚れっぽくなっています。
風雨にさらされた薪は、表面がグレーになって見た目は乾燥している感じ満載ですが、実は乾燥不足で薪ストーブに投入すると「シューシュー」音がしたり、「ブクブク」泡が吹き出したりすることも。やはり薪の乾燥に近道無し、お日様と風通しとたっぷりの時間が必要です。
そのうえで、上側だけはしっかり屋根をかけて濡れないようにしないと、黒カビが生えたりして見た目が良くない薪となってしまいます。

ただこちらのオーナーは「たとえ大きな屋根をかけていても、台風などで横殴りの雨が続くと薪の木口は黒っぽくなるんだから、自分で使う薪に黒カビが生えるぐらいぜんぜん問題なしっ!」という竹を割ったような性格なのかもしれません。

当店の乾燥薪は黒カビ等には注意をしていますので、安心してご用命のほどを。

ホーム > 九州薪ストーブ日記

Return to page top