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薪棚探訪 その四十三 「住めるんじゃね」な薪小屋

nikki1210211「お前んとこはいつまでお盆休みやねん」と言われ続けてすっかり10月下旬となってしまいましたが、皆様お元気でしょうか。

別に潰れちゃったり行方不明になっちゃった訳ではなく、例年のごとく9月に入ったとたんにブログのことをすっかり忘れるほど忙しくさせていただいています。

ということで、久々の薪棚探訪のスタート。
ご自宅の向かいに建てられたとても立派な薪小屋です。 このまま内外装の壁を貼り、床を作れば立派な「離れ」の完成です。

ベタ基礎、土台、柱、梁、桁、筋交などで、普通の木造住宅と同じ構造で建てられいます。

nikki1210212中の薪は当店がお世話させていただいたクヌギ玉切りを、オーナー様がせっせと割ってせっせと積まれました。

先日設置させていただいたハースストーン社のイキノックスで焚くのですが、これぐらいあればひと冬分の量としては十分でしょうし、ストーブのサイズからもとても暖かく暮らすことが出来るでしょう。

外観や中の薪まで含めて、今までご紹介した中でも最高クラスの薪小屋といえるでしょうか。
もちろん初期コストもたくさん掛かっているでしょうが、この先ずっと長持ちすることで「結局安かったね」となるはずです。
ぜひ皆さんも「結局安かったね」となるような薪棚を作ってください。


以前の更新ペースに戻すよう頑張りますので、懲りずに覗いてくださいね。 ではまた。

夏季休業のお知らせ

敢えて暑い時期に辛いカレーを食するがごとく・・・暑苦しい画像をどうぞ

敢えて暑い時期に辛いカレーを食するがごとく・・・暑苦しい画像をどうぞ

梅雨が明けると毎年お約束どおりの暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過しでしょうか。

薪棚の薪もグングン乾燥して冬に備えているでしょうから、皆様も熱中症に気をつけて、あと少しの夏を乗り切ってください。

さて、お盆の時期の夏季休業日のご案内です。

8月11日土曜日より16日木曜日までお休みとさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

ネスターマーティンからB-TOP 登場

後方排気部とそのヒートシールド

後方排気部とそのヒートシールド

ネスターマーティンジャパン社の人気モデル S、Hシリーズに新しいバリエーション、「B-TOPシリーズ」が新登場しました。

従来モデルでは煙突の取り出し口(フルーカラー)が天板面にあるのため、コーナー設置の際に安全な離隔距離を確保すると煙突位置が部屋内に寄り、二階の部屋を通り抜ける場合等では煙突で居住スペースが狭くなることがありましたが、この「B-TOPシリーズ」・・・煙突を背面から出し、すぐに上方へ排気する・・・を選択すると、安全を確保しながら煙突もスマートに納められます。

また、同時に排気部分が無くなることで天板面が広くなり、大きなお鍋や複数のケトルなどが置けるようになります。
もう一つオマケにその天板排気口用のフタ・・・クッキングトップと呼びます・・・を一工夫も二工夫もして排気熱を集める形状とし、従来同社の薪ストーブ天板では「水が沸騰しない・・・」、「料理が楽しめない・・・」と言われ続けてきた弱点を一気に解決してしまいました。
まさにケガの功名、200度ほどだった天板温度が、クッキングトップ面では300度以上にまで急上昇しちゃいます。
ケトルはシューシュー沸騰しますし、フライパンで炒めものもだって出来ます・・・そこらが油で汚れるのであまりおススメしませんが・・・
輸入元のデモンストレーションでは、みーんな大好きー カレーを肉を炒めるところから完成までこのクッキングトップで行っていました。

S33に装着したクッキングトップ (オプション)

S33に装着したクッキングトップ (オプション)

さっそくこの「クッキングトップ」を、以前S33を後方壁抜き排気にて設置させていただいたユーザー様邸にて取り替えてきましたが、今度の冬はご不満だった薪ストーブクッキングをたくさん楽しんでいただけるのではと思います。
また、クッキングトップの温度が高くなることで、僅かでも暖房性能が増すのでは・・・と期待しています。

さあ、そんなネスターマーティンにビビッと反応したあなた、県下唯一の代理店フエゴまでお問合せください。

ハースストーン社の薪ストーブならフエゴだね

奥が(英語で)説明中のハースストーン社 デイブ社長

奥が(英語で)説明中のハースストーン社 デイブ社長

ソープストーン・・・石鹸石・・・で出来た薪ストーブでお馴染み、アメリカはハースストーン社製薪ストーブの研修会に参加するため、その日本総代理店である長野県は軽井沢の長野総商へ行ってきました。

ハースストーン社のデイブ社長もこのために来日されていて、同社製品について直接詳しい説明を聞き、各販売店からも疑問点等を質問して・・・と実に有意義で濃ーい時間でした。

この薪ストーブの特徴は石で出来ていることに尽きますが、その歴史や特徴、構造や構成、バラバラな状態からの組立て方、メンテナンスのノウハウまでたっぷりと学んできました。

 

イキノックス・・・デカすぎです

イキノックス・・・デカすぎです

また、もう一つの特徴、厚い石で出来ているためとっても重いことから、搬入と設置が他の鋳物製薪ストーブより更に大変なのですが、その搬入方法等も実演して提案いただきました。が、やっぱり大変そうですね・・・。

当店でも同社最大モデルである「イキノックス」・・・重量313キロ! 40センチの薪が縦に入っちゃう!・・・のご予約をいただいていますので、しら真剣(大分弁ですよ)に学んできました。はたして上手く搬入できるのでしょうか。

あの有名なブラジルはリオ・デ・ジャネイロ、コルコバードの丘に両手を広げて建つキリスト像もソープストーン製とのこと。
この素材に可能性を感じた研修会でした。勉強になりました。

県内ではまだ珍しい薪ストーブですが、興味のある方はぜひお問合せください。

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