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暖冬お見舞い
やっぱりというか残念というか暖かい年の瀬ですね。
ここ別府市火売町でもクリスマス辺りには雪が降って冬らしくなるのですが、今年はその少し前にチラチラと舞った程度で、鶴見山や扇山の景色もおよそ冬らしくありません。
写真は冬の気分を出すために、ずいぶん前の雪景色を貼ってみましたが。
最高気温も連日10度越えで、夕方に帰宅しても室温が20度前後で薪ストーブに火を入れるとたぶん暑くなっちゃうだろうな・・・でも火を入れたいに決まってるでしょう・・・さあ着火着火・・・うーん、室温30度で気持ちわりいな・・・の日々です。
おかげで薪の減り具合がゆっくりではありますが。
お天気の長期予報もキッパリと暖冬を謳っていますのでからそうなんでしょうけど、そうなると心配なことが。
それは、あまり寒くないってことで給気を絞り気味でチョロチョロ焚いてしまうこと。 そうすると不完全燃焼状態となり、煤によって煙突が詰まり気味に。 そのうち春を待たずに煙突掃除をする羽目に。 もっと悪くすれば煙突火災を起こしてしまい・・・
暖かいけど薪ストーブを焚くときは、通常のようにちゃんと温度を上げ、ちゃんと焚いた後にそのままゆっくりと鎮火へ。 その後は余熱で暖かく過ごしましょう。
さて、年末年始の営業についてです。
年内は29日火曜日まで、
新年は6日水曜日から
となっています。
福袋なんてものは有りませんが、お時間があればぜひご来店のほどを。
今年も一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
薪棚探訪 その五十四 井桁積み
かなりご無沙汰のこのコーナー、今回はすっかり薪作りのシーズンは過ぎ、もう薪を使うシーズンがやって来てしまいました。
さあ、今年も薪ストーブライフを始めますか・・・といざ薪を焚いてみると、水蒸気が「シューシュー」、木口から泡が「ジュワジュワ」なことがあると思います。
もし「シューシュー」ならもうひと押し乾燥させると使えるようになりますが、「ジュワジュワ」ならキッパリ来シーズン用と割り切って更に乾燥させましょう。
そんな乾燥不足の薪を前に愕然とするあなたに積んだ薪を如何に早く確実に乾燥させるか、という観点からヒントを。
薪を早く乾燥させるためには、お日様がよく当たり、風がよく通る様に、がセオリーですが、「なかなかそんなベストな場所に薪棚を作れないよ」とか、「薪作りがちょっと遅れて、シーズンまで1年そこそこしかないよ」な方は、写真の手前の薪の様に縦・横交互に井桁に積んでみましょう。
この様に積むことで、薪と薪に隙間が空いてお日様が当たる面積が増えたり、より風が抜けたりして同方向にビッシリ積むより少し乾燥が早まります。
また、経験からはどうやら虫も付きにくいと感じました。
井桁積みのデメリットは、積むのにやや手間が掛かることと、隙間が出来る分一定の薪棚への収容量が少なくなることですしょうか。
収納量不足を補うほどの広い薪棚に、すべて井桁積みして保管するのが最善の薪収納法ですね。 薪分限!
上記の愕然に心当たりのある方はぜひお試しあれ。
木材利用ポイント その後
昨年9月まで実施されました林野庁による「木材利用ポイント その木、どこの木?」制度のポイント交換申請期限が10月31日と迫ってきました。
多くの方は既にブランド米! 和牛のお肉! そして乾燥薪!なんかに交換済みだとは思いますが、交換の際にびみょーに使い切れずポイントがちょぴり余っちゃった方も居られるのでは・・・。
そんな中途半端に余ったポイントを寄付してみてはいかがでしょうか。
寄付する先は、森林の整備等を支援する「森林づくり・木づかい寄付」と、東日本大震災の復興を目的とする基金等に贈られる「復興寄付」です。
僅か1ポイントからでも寄付することが出来ますし、パソコンからも簡単に手続き出来ますので、ぜひ余ったポイントを有効に利用しましょう。
事務局から「ポイント交換状況に関する重要なお知らせ」の封書が届いた方は、すぐに中を確認してくださいね。
さあ、朝晩寒いな・・・な日もチラホラと。 そうなれば煙突掃除ですよ。 早めのメンテナンスで来る冬に備えましょう。
薪棚探訪 その五十三 薪アートコンテスト
今回は番外編ということで、表題のコンテストについてのご案内を。
山から原木を切り出す時やそれを自分の薪ストーブに合った長さに玉切りする時のエンジンチェンソーの音と振動とオイルの匂い、玉切りをご自慢のアックスでスパッと割った瞬間の爽快感、それらは薪ストーブライフの楽しみの一部だと思いますが、せっせと作った薪を薪棚に積む時にもせっかくなら・・・ひと捻りふた捻りしてみると、更に薪ストーブライフの楽しさが広がるのではないでしょうか。
ということで、こだわって積んだ薪棚を皆に披露してみませんかというコンテストが開催中です。
九州は熊本で始まったこの催しも早くも3回目となりますが、年を追うごとに素敵な作品や、「おおーっ」となる作品が出品されています。
その規模も全国にちらばる日本暖炉ストーブ協会加盟の薪ストーブショップが協賛することになりましたから、今年は更に大規模なものとなるでしょう。 グランプリには素敵な薪ストーブ関連商品の副賞もあるようです。
唯一の問題は、せっかく積んだ素敵な薪棚を壊したくないがゆえ、薪が使えないことかも知れませんね。
因みに上は第1回、下は第2回のグランプリを獲った作品です。
応募は12月15日迄ですから、今からでも間に合いますよ。
応募用紙は当店にも備えていますので、どうぞお問い合わせください。
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