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薪棚探訪 その五十八 倉庫の薪

nikki200219お久しぶりのこのコーナー、画像はガレージ内に雨に濡れない様に大事に大事に保管されたクヌギ薪が約20立方メートルほど。

切って割って積んで5、6年経っているそうですが、拝見するとおやおや・・・・。
早速、一部を持ち帰って焚いてみると、シューっという音はしないまでも木口から水蒸気が立ち昇ります。

火の着き、燃え方もやや悪く、乾燥は90パーセントほどでしょうか、「ガンガン燃えたいのに燃えないのよ」といわんばかりにもどかしそうに燃えるのです。
そうです、倉庫内や室内に保管された薪は思いのほか乾燥しないのです。
イソップ寓話ではありませんが、やはり照り付けるお日様と冬の乾いた風によって薪の乾燥は進むのです。

逆に条件の良い薪棚に5、6年かそれ以上保管されていると乾燥し過ぎて・・・俗に言うとボケて・・・アッという間に燃えてしまう残念な薪になったりします。
ということは、切って割って積んで2、3年で使い、毎年使った分だけ作り足す地道な薪作りが理想的ということです。

冬も終盤に近付き、皆様の薪棚も寂しくなってきた頃でしょうから、次の冬に向けてせっせと薪作りに精を出しましょう。

来月辺りには乾燥薪についてうれしいお知らせが出来そうです。 お楽しみに。

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